カバノアナタケは、本当に知れば知るほど不思議なきのこだ。
「白樺のガン」と呼ばれるこのきのこが、人間のガンには猛烈な攻撃力を発揮する。
生きる気力さえ失っていたガン患者に生命力を呼び起こし、戦う気力、体力を与えてくれる。
カバノアナタケ特有の毒牙が、人間にとっては非常に有効に作用するのである。
ロシアの医療機関では長年カバノアナタケ研究が繰り返されていたが、近年になってそのすぐれた抗ガン作用や抗ウイルス作用が科学的にも実証され、あらためてカバノアナタケブームが巻き起こっている。
日本でも、ここ数年の間に各研究機関がカバノアナタケ研究を実施。
その結果が相次いで報告されている。
知られざるきのこだったカバノアナタケだが、最近になってその名を徐々に広めつつあるのだ。
そして、カバノアナタケをガン治療に取り入れる医療機関が日本国内でも少しずつ出始めている。
臨床報告も徐々に届けられているが、カバノアナタケを服用した患者の声に共通するのは、
「カバノアナタケの飲用によって、全身症状が改善された」
「精神状態がよくなり、気持ちが前向きになった」
ということだ。ガンの抑制効果については個人差がみられるものの、全身状態と精神状態の改善については、ほとんどの方が同様の証言をしている。
ガンの治療中は辛い副作用に悩まされ、痛みや倦怠感と戦わなければならない。
どれほどパワフルな人間であっても、その状況においては精神的にも落ち込みがちである。
ところが、カバノアナタケを飲用すると、考え方が前向きになり、ガンへの闘争心が沸いてくるというのだ。
これはもちろん全身状態がよくなったことと連動して起こる変化だが、精神的効用がさらなる好循環を呼び寄せ、体調の改善も著しい方向へと向かう。
ロシアの医療機関でも、臨床実験で同様の結果が出ており、しかも末期のガン患者のほとんどに回復傾向が見られたのだ。
この報告からも今後の成果が期待でき、さらに具体的な臨床報告が届けられるだろう。
また、治療以前の健康維持を目的としたカバノアナタケの利用も増えつつある。
ロシアの薬局ではカバノアナタケ関連の機能性食品がかなり大量に置かれているが、日本でもすでに複数販売されており、気軽に購入もできるようになった。
今後、カバノアナタケエキスの健康ドリンクやスポーツドりンク、カバノアナタケ粉末を使ったサプリメントなど、さまざまな形のカバノアナタケ関連商品に可能性が開かれている。
繰り返し述べてきたように、カバノアナタケには、体の中で暴れまわるガン細胞やウィルスの働きを抑え、自然治癒を促す作用がある。
日常的に摂取すれば、免疫力が自然と強化され、数々の疾患に対する予防効果も高まるのである。
さらに幅広い治療研究を、日本でも望みたい。
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